日々そのときどきの畑やぶどうの様子を撮影してSNSで投稿しても、ぶどうができる様子ってわかりにくいなと思い、去年1年間、畑の様子をおおまかに定点観測してみました。時間の流れとともに、ぶどうがどうやってできるのか写真とともに観ていきたいです。
発芽から
発芽したときはぶどうの芽も弱々しく、しっかりした枝になるのか心配になります。その心配をよそに強い枝になるのがぶどうの生理のようです。
誘引から袋掛けまで
ぶどうの枝をそのままにしておくと房に栄養がいきにくいということで、枝を誘引して更に先端をつまんで切ってあげます。1つの枝に1つの房がつきます。1つの枝には葉が30枚ほどつくことになり、30枚の葉で1つの房に栄養を送ります。
最後の写真では、ぶどうに袋がかかってます。
収穫後
落葉してから、伸びた枝を短く切り戻します。写真は本せん定前の荒せん定の写真です。これだと芽は5芽くらい残ってますかね。本せん定で、もう少し切ることで畑が去年と同じ形になります。
というようにぶどう畑の1年間は過ぎて行きます。
少し細かい説明をすると、これらの写真は巨峰の樹にシャインマスカットを休眠枝で高接ぎした短梢仕立ての1年目の畑の写真になります。ですので、少し樹勢が弱く着房数も少ないかもしれません。