防寒対策用の藁をいただいて来ました。

冬の間に寒さからぶどうの樹を守るための藁をいただいて来ました。須坂市からすぐ近くの中野市の農家さんから、ここしばらくは譲っていただいています。

軽トラに藁を積んでいます。

季節が巡って暑くなってきた時には、ぶどうの樹の周りに敷くと、土壌の湿度を保ってもくれます。優れものです、藁。なので、けっこう重労働ですが、毎年かかさず藁をせっせとほ場に運んでいます。

運んだ藁は、地面に敷いてしばらくすると、分解されるのか土と馴染んでわからなくなってしまいます。腐食が増えて土壌改良の一助にもなってくれているようです。

簡易雨よけの片付けをしました

収穫が終わってほっと一息つくことが出来ました。天気の良い日に、簡易雨よけ栽培のビニールの片付けをしました。風があるとビニールが風にあおられて大変なので、風のおだやかな時を見計らって片付けます。

飯綱山が見えます

ビニールは棚の上にあるので、外すためにハシゴに登ると畑の向こうに飯綱山が見えます。その先には雪で白くなった北アルプスも見えています。空気が澄んできて、冬がすぐそこまで来ているのが実感出来ます。落葉するまでに必要なことを進めていきます。

今シーズンの収穫が終わりました。

無事、今シーズンの収穫を終えることが出来ました。今年は、収穫期の負担を減らすために、ほ場を減らしたので、去年より早いシーズン終了となりました。

ぶどうの収穫を終えたほ場です

収穫量が減ると、当然売り上げも減ります。今までの情報を元に、ほ場ごと、房の大きさごと、品種ごとの売り上げを見比べて、売り上げの減少を最小限にしようと取り組んでいた1年でした。まだ全体の売り上げが出ていませんが、これからの経営に良い影響をもたらすだろうという感触はあったので、まずは良かったです。これまでが、あまりに経営のことを考えていなかったので、良いきっかけとなりました。

出荷されるシャインマスカットです

個人で農業をしていて、それなりに上手くいっていると、今までのやり方を変えるきっかけがなかなかないように思えます。難しいことですが、もっと良い方法はないか常に考えるのが大事ですね。

今シーズンもたくさんのご注文ありがとうございました。また来年も美味しいぶどうが作れるように準備をしたいと思います。