巨峰の摘粒に入る前に房の見直しをしました。

ジベレリン処理をしてから次の作業の摘粒を始めるまで、少なくとも5日は待ちます。
摘粒という作業は1つ1つの房の形を作る作業で、1つの房に30粒をつける、というような細かい作業です。
なので、
できるだけ摘粒をする房を減らしたいので、あまりよくない房を落としちゃいます。

ジベレリン処理をした日の房はこれくらいでしたが、6日後にはこんなに大きくなりました。

全ての房が同じように大きくなってくれるわけではなく、
あまり大きくならない房もあるのでそれを間引くのですが、
もったいないという気持ちが生まれてなかなか落とせないのが実情ですね。
もう少し経ってから落とせばいいか、という気になります。

6月18日から6月24日の朝までの7日間の房の成長をタイムラプスカメラで記録しました。
もう少し大きくなると変化もはっきりとわかりそうで楽しみです。

少し房がカメラの下過ぎるんですよね。

巨峰が満開になってジベレリン処理をしました。

うちの畑には、巨峰の木が7本あって、
それぞれの木でも枝ごとに違うので難しいのですが、6月16日を満開と判断しました。
ジベレリン処理というものを満開から3日以内にする必要があり、満開を決めなくてはいけないのです。
ジベレリンという植物ホルモンを1房1房に漬けてあげます。
早すぎると房の形がきれいにならなかったり、3日を過ぎると種が入ったりしてしまいます。
今年は天気が不順で開花にばらつきがあったみたいです。

ジベレリン処理をした房の目印として、
房の少し上に残していた粒のかたまりを、ハサミで切ってあげます。
この日ジベレリン処理が出来なかった房はまた数日後にジベレリン処理をしてあげます。

ジベレリン処理が終わり、次は摘粒になります。

ぶどうの房切りが終わりました。

満開になる前にしなければいけないぶどうの房切り作業を終えました。

週の頭には開花がちらほらあって、すぐにでも満開になるかと思いましたが、
寒い日が続いたこともあってか、開花も進まないものですね。

6月6日は、咲いてるのは畑のほんの一部。
6月11日だと、かなりの花が咲きはじめていましたが、まだ房の上のほうだけです。

房の下まで咲いて満開となるので、もう少しです。
少し葉が多くて混んでいるようなので、満開になるまで見直しが必要ですね。
満開になる前に房切りが終わってよかった。

巨峰の房落としをしました。

ぶどうの誘引作業がなんとか終わったので次の作業へ。
すべての房をぶどうにしようとすると、数が多すぎて美味しいぶどうになりません。
さらに、ぶどうを多くつけすぎると樹が疲れて枯れてしまうこともあるようです。
そのため、余分な房を落としてあげる、房落としという作業をしました。

雨が降ったりやんだりで、へんな天気が続きました。

次の作業の房切りは満開になる前に作業を終わらせないといけないのですが、
ある程度房が大きくなってからでないと房切り出来ないという、ジレンマのある作業です。
そのため、少しでも房切り作業が楽になるように房落としをしたのですが、
もう少し思い切って余分な房を落としたほうがいいかもしれません。

ぶどうの誘引をしています。

誘引とは、ぶどうの新梢を棚にテープでつけていく作業です。
作業にはテープナーという専用の道具を使います。

枝を棚に留めていないと、風で揺られてぶどうの房が棚にあたって傷んでしまいます。
棚に枝を留めることで、日当たり、風通しをよくしてもあげています。
房が棚の下に来て、今後の作業を行いやすくもなります。

一本一本の新梢を見ていくので、畑の全体が見える作業です。
枝が混んでそうなところ、枝が元気がないところ、いろいろありますね。

誘引が終わっていると、防除で薬がかかりやすいので、
週末の防除の前に、誘引を終わらせたかったのですが、少し残ってしまいました。
雨もあったので、作業を予定通り終わらせるのは難しいですね。