ぶどうの花が咲き始めました。

ぶどうの花が咲き始めました。

巨峰の房です。

咲き始める時期に、房の長さを3cmほどにする作業をしてあげます。

長さの目安になるよう、指につける測りを作ってみました。

測りを使ってます。

こちらの測りはこちらからモデルを確認、プリント出来ます。

2.5cm、3.0cm、3.5cmの目盛り

 

誘引をしていました。

ぶどうの新梢を棚につける誘引をしていました。種無し巨峰、ナガノパープルはちょうど良い長さまで生育しています。

ナガノパープルです。

シャインマスカットは、まだ誘引できるまで生育していません。

話は変わりますが、先日こちらに来て初めて雹害に遭いました。雹が降ったのはわずか10分ほどの間でしたが、一部の畑は葉に穴が空いただけでなく、枝も折れるような大きな被害でした。

雹による葉の穴と枝の傷です。

被害のあった畑は、どれくらい収穫できるかわかりませんが、回復してくれるよう手を入れていこうと思います。被害に加え、仕事も増え、なかなか大変です。自然の恵みばかりでなく、自然の怖さも思い知らされました。

芽かきをしてました。

種無し巨峰、ナガノパープル、シャインマスカットと、すべての品種のぶどうの芽かきをひと通り終えました。

簡易雨よけのナガノパープルです。

同じ畑、同じ樹でも、場所によってぶどうの生育は異なるので、生育が揃うように選んで芽かきをしています。写真のナガノパープルは、それでも生育に差が出てますね。

シャインマスカットです。

写真のナガノパープルとシャインマスカットの畑は、隣接していますが、これだけ生育に差が出ます。差が出ることが悪いことばかりでもなく、わかっていれば、作業や収穫の時期をずらすことが出来、負荷を減らすことも出来ます。

粉砕された枝です

今年から、剪定枝の処理にハンマーナイフモアという機械を導入したので、いろいろ心配していたのですが大丈夫でした。草刈りの時も粉砕された枝が邪魔することはなかったです。ちょっと音は大きかったもしれないです。この枝が微生物の餌になって土が豊かになると嬉しいです。

防寒対策用の藁をいただいて来ました。

冬の間に寒さからぶどうの樹を守るための藁をいただいて来ました。須坂市からすぐ近くの中野市の農家さんから、ここしばらくは譲っていただいています。

軽トラに藁を積んでいます。

季節が巡って暑くなってきた時には、ぶどうの樹の周りに敷くと、土壌の湿度を保ってもくれます。優れものです、藁。なので、けっこう重労働ですが、毎年かかさず藁をせっせとほ場に運んでいます。

運んだ藁は、地面に敷いてしばらくすると、分解されるのか土と馴染んでわからなくなってしまいます。腐食が増えて土壌改良の一助にもなってくれているようです。

簡易雨よけの片付けをしました

収穫が終わってほっと一息つくことが出来ました。天気の良い日に、簡易雨よけ栽培のビニールの片付けをしました。風があるとビニールが風にあおられて大変なので、風のおだやかな時を見計らって片付けます。

飯綱山が見えます

ビニールは棚の上にあるので、外すためにハシゴに登ると畑の向こうに飯綱山が見えます。その先には雪で白くなった北アルプスも見えています。空気が澄んできて、冬がすぐそこまで来ているのが実感出来ます。落葉するまでに必要なことを進めていきます。