ぶどうの摘粒という作業をしています。

前回からブログの更新間隔が空いてしまいましたが、ぶどうはどんどん大きくなっています。
最近は摘粒という作業をしています。

摘粒ってなに?

摘粒とは、栽培管理の中でも重要な作業で、ぶどうの粒を摘んで間引いてあげることです。
この作業をしてあげないと、ぶどうの粒同士が押し合ってつぶれてしまいます。
畑のぶどうの1房1房にしてあげる時間のかかる作業です。

1房についている粒を隣のつぶとのバランスを見ながら、30から35粒前後に間引いてあげます。早い時期なら指でひねるとポロッと取れてくれますが、日が進むと固くなって指では取れにくくなります。
巨峰は30から35粒ほど、シャインマスカットは少し多くて35から40粒以内になるようにしています。
摘粒でぶどうの見た目も決まるので、重要な作業になります。粒が大きくなってしまうと摘粒できなくなってしまうので期限のある忙しい作業です。

巨峰の摘粒前後の様子です

下の写真は巨峰の摘粒前と後の写真です。

摘粒した後だと少し中段ががらんとしてるのがわかります。
粒が大きくなるとこの空間も埋まると思います。

同じ日のシャインマスカットの様子です

巨峰と同じ日付の写真ですが、シャインマスカットは巨峰に比べて時期が遅い品種になります。

開花か始まって巨峰とシャインマスカットの時期がずれてくれることで、敵粒の作業もずらして行うことが出来ます。
収穫のはじまりも巨峰とシャインマスカットでは時期がずれます。

次は収穫より前に更新出来るといいのですが、どうなるでしょうか。

巨峰の摘粒をしました。

金曜日には終わるかと思っていた巨峰の摘粒ですが、
なかなか終わらず結局日曜日でようやく終えることが出来ました。

摘粒とは、粒同士が押しつぶしてしまわないように隙間を開けてあげる作業です。
巨峰だと1房を30〜33粒を目標に不要な粒をまびきます。
この作業で房の形が決まるのでとても大事な作業です。

房切りの作業で房の長さは一律3cmにしているのですが、
摘粒に入るころには房の形は様々になっています。
粒がやけに多いものもあれば、ちょうど30粒くらいになっているものも。
そのへんの仕組みがわかると楽しいですよね。
もっと観察と勉強をしないと。

シャインマスカットにもジベレリン処理をしました。